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一番簡単なsamba [Linux(Samba)]

 Linuxなマシンをファイルサーバに仕立て上げるとして、一番の障壁がsmb.confじゃないでしょうか。

 あーもー!どうせ自宅内で俺様しか使わないんだから、アクセス制御もへったくれも要らないから、とにかく一番簡単なsmb.confの設定は無いのか!?

 という方向けのsamba入門(やけくそ編)です。(笑)

 まずはとにかくsambaをインストールしましょう。
# yum install samba.x86_64

 32ビット版CentOSなお友達は「samba.i386」ですね。

 共通ライブラリっぽい物も同時にインストールされますので、とにかく「y」で。(笑)

 Vineなお友達は…
# apt-get install samba

 です。

 インストールが完了すると、 /etc/samba/smb.conf を編集します。
 サーバの文字コードをEUCに変更していない場合(UTF-8のまま使っている場合)は…



[root@chihiro samba]# cat smb.conf
[global]
workgroup = ASGARDHR
server string = MyStorage Server

netbios name = Chihiro

security = share
load printers = no

[data]
comment = My data
path = /mnt/mystorage/share
writable = yes
guest ok = yes
force create mode = 0666
force directory mode = 0777



 赤文字青文字の部分はお好みで変更してください。なお、青文字の部分はWindowsから共有フォルダをさわる際に必要となる情報です。workgroupはすでにWindowsなPCに設定してある内容とそろえましょう。
 なお、上記の例ですと、WindowsなPCからは \\chihiro\data という名前でフォルダにアクセスできます。

 pathの部分については、適切な場所を指定してください。また、ディレクトリのアクセス権ですが、sambaのデーモンプロセスがnobodyで動作しアクセスしますので、nobodyで読み書き出来るようにしておく必要があります。まあ、面倒なら0777にしておいても問題は無いような。

 設定が済んだら試しにsambaを起動して、Windowsなパソコンから共有フォルダにアクセス出来るかどうか確認してみましょう。
# service smb start

 アクセスできれば、自動起動の設定をします。
# chkconfig smb on


 セキュリティとかアクセス権とかへったくれも無いですが、おそらくこれが一番簡単に、とりあえず使えるsmb.confの設定じゃないかと思います。
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