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非LVMなディスクパーティショニングでルートパーティションを拡張する方法 [小技(Linux)]

完全に検証をしたわけでは無いので、コレで失敗する可能性も否定できない。失敗しても全く責任は取れないので、自己責任で覚悟して試すよーに!

 サーバを非LVMな状態でセットアップした場合に、ルートパーティションを拡張する方法をあれこれ試してみた結果、たぶんこれが最少手だろうと思われる手順をここにメモとして残しておく。

手順1:OSが入っているディスクをどうにかして大きくする。
手順2:OSをシングルユーザーモードで起動する
手順3:(コンソール操作)ルートパーティションをリードオンリーで再マウント
手順4:ルートパーティションを一旦削除し、再作成する
手順5:OSを再起動する(マルチユーザーモードにして構わない)
手順6:resize2fsでパーティション拡張


手順1:OSが入っているディスクをどうにかして大きくする。

 VMwareな環境でテストしたので、HardDiskの大きさの設定を好きなだけ大きくする。
 あ、そのまえに、ゲストOSは電源断状態にね。


手順2:OSをシングルユーザーモードで起動する

 GRUBでkernelのパラメータに「single」を追記して起動。


手順3:(コンソール操作)ルートパーティションをリードオンリーで再マウント

 mount -o remount,ro /

 とすれば、rwモードからroモードに変更される。


手順4:ルートパーティションを一旦削除し、再作成する

 fdiskの場合ね。
 /dev/sda3がルートパーティションという環境なので、以下のとおり実行

 fdisk /dev/sda
 と実行してから、fdiskコマンドのコマンドで
 d
 3
 と実行してsda3を一旦削除。そのまま続けて
 n
 p
 3
 あとはEnterキーを連打連打。fdiskのコマンドプロンプトに戻るまでEnter入力。
 なお、sda3パーティションがそのディスクの「一番最後のパーティション」である必要がある。パーティションを削除する際には、削除前のパーティションの「開始シリンダー」の値をチェックし、再作成する際も同じシリンダーから開始しなければならない。
 pコマンドなどでパーティションテーブルを参照して問題が無ければ
 wでfdiskを終了する。


手順5:OSを再起動する(マルチユーザーモードにして構わない)

 syncしてrebootしる。


手順6:resize2fsでパーティション拡張

 resize2fs -f /dev/sda3

 でルートパーティションを拡張する。「-f」は最初省略して実行してみて、「e2fsckしる!」って言われたら-fつけて再実行がいいかもしれない。

















 なお、この方法で当方は何度か成功していて失敗事例は全く無い。
 が、失敗したとしても当方は一切関知しない。諸君らの成功に期待する…

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