AdaptecのRAIDコントローラ+4GB超メモリ+CentOS5.2でカーネルがブートしない問題 [Linux(CentOS/VineLinux)]
以下の条件がそろった環境で、CentOSが起動しない問題を「とりあえず」回避する方法
対象:
1.CentOS 5.2を新しくインストールした または CentOS5あるいは5.1をアップデートした
2.AdaptecのRAIDコントローラを搭載している
3.4G超のメモリを搭載している
追記 ちなみに、当方で確認した環境としては、DELL製サーバ「PowerEDGE 2650」に「DELL PowerEdge Expandable RAID Controller 3/Di」というSCSI RAIDカードを内蔵したモデルに、12GBのメモリを搭載しています。
現象:
上記のような環境のサーバでサーバをブートしようとすると、コンソールに
aac_srb: aac_fib_send failed with status 8195
というメッセージがだーーーーーーーーーっと流れて先に進まない。
原因:
RedHatによれば、「Adaptec RAIDカードのドライババージョンが退行してしまったため」ということらしい。RedHatではパッチが提供されているが、CentOSでは見あたらないようだが…
ひとまず回避する方法:
特にCentOS5.2を新規インストールした直後とか起動しないことにはにっちもさっちもいかないので、なんとかブートさせたい。という場合
サーバの電源を投入(またはリセットボタンを押下)してからGRUBのメニューが表示されている間に、何かキーを押して起動するカーネルを選択出来る状態にする。カーネルを選んで「e」を押し、カーネルにオプションを追加できる状態にしたら、
kernel /vmlinuz-2.6.18-92.1.22.el5PAE ro root=LABEL=/ selinux=0 mem=2G
上記のように赤文字部分のオプションを追加する。カーネルが使用するメモリ量を2GBに制限してやることで、ひとまず起動できるようになる。
根本的な対応:
yum updateでは解決しないようだ。やってみてもダメだった。
カーネルのバージョンアップで解決するかどうか、今検証中だがカーネルのコンパイルがなかなか終わらないので判り次第追記したいと思う。
撃沈!
ゴゴゴゴゴ…
orz
aacraidのドライバーパッチとか探さないとだめかな?
対象:
1.CentOS 5.2を新しくインストールした または CentOS5あるいは5.1をアップデートした
2.AdaptecのRAIDコントローラを搭載している
3.4G超のメモリを搭載している
追記 ちなみに、当方で確認した環境としては、DELL製サーバ「PowerEDGE 2650」に「DELL PowerEdge Expandable RAID Controller 3/Di」というSCSI RAIDカードを内蔵したモデルに、12GBのメモリを搭載しています。
現象:
上記のような環境のサーバでサーバをブートしようとすると、コンソールに
aac_srb: aac_fib_send failed with status 8195
というメッセージがだーーーーーーーーーっと流れて先に進まない。
原因:
RedHatによれば、「Adaptec RAIDカードのドライババージョンが退行してしまったため」ということらしい。RedHatではパッチが提供されているが、CentOSでは見あたらないようだが…
ひとまず回避する方法:
特にCentOS5.2を新規インストールした直後とか起動しないことにはにっちもさっちもいかないので、なんとかブートさせたい。という場合
サーバの電源を投入(またはリセットボタンを押下)してからGRUBのメニューが表示されている間に、何かキーを押して起動するカーネルを選択出来る状態にする。カーネルを選んで「e」を押し、カーネルにオプションを追加できる状態にしたら、
kernel /vmlinuz-2.6.18-92.1.22.el5PAE ro root=LABEL=/ selinux=0 mem=2G
上記のように赤文字部分のオプションを追加する。カーネルが使用するメモリ量を2GBに制限してやることで、ひとまず起動できるようになる。
根本的な対応:
yum updateでは解決しないようだ。やってみてもダメだった。
カーネルのバージョンアップで解決するかどうか、今検証中だがカーネルのコンパイルがなかなか終わらないので判り次第追記したいと思う。
撃沈!
ゴゴゴゴゴ…
orz
aacraidのドライバーパッチとか探さないとだめかな?
始めまして。
突然で申し訳ありませんが、似たような境遇で似たような??不具合が見受けられましたので、コメントさせてください。
というか、何かご存知でしたら教えてください・・・
当方の環境はこちらです。
サーバ: Dell PowerEdge 850 (アーキテクチャは64bit)
Raidカード:Adaptec ASR-5405/JA RoHS というSATAのRaidカード
メモリ:物理メモリ4GB 搭載
raid構築は正常に完了し、CentOS-5.2(x86_64)を新規インストール。
OSをインストールする際は付属のCD-ROMから作成したドライバディスク(FD)を使用しました。
OSのインストールは正常に完了し、起動もうまくいきますが、メモリ容量を4GB認識しているか不安だったので確認したところ、なぜか256MBしか認識しませんでした・・
raidカードに搭載されているキャッシュメモリを認識してしまっている??
ためしに物理メモリを2GB抜いて再起動してみますが、やはり状況は変わらずOSが認識しているメモリは256MBのままでした。
BIOSからはしっかりと4096MB認識しているので、OSの不具合かも?
と思っています。
>RedHatによれば、「Adaptec RAIDカードのドライババージョンが退行してし
>まったため」ということらしい。RedHatではパッチが提供されているが、CentOS
>では見あたらないようだが…
ご存知かとは思いますが、CentOSはRedHatのクローンなのでRedHatで提供されているパッチをCentOSにそのまま利用できるのではと思います。
もし面倒でなければ、そのパッチがこちらでも有効かもしれませんので、RedHatで提供しているパッチのURLを貼っていただけないでしょうか?
by 通りすがりですが (2009-03-05 18:03)
失礼しました。
自己解決しました。
DellのBIOSには「OS Install mode」という項目があり、ここがonになっているとOSが認識するメモリも256MBに制限されてしまうようです。
by 通りすがり2 (2009-03-06 10:58)